『ソロモンの指輪』は何度観ても「は〜なんかスゴいわ〜」くらいしか感想が書けそうもないんですが、断片的に感じたことを忘れないように書き留めておこうかなと。
オギーが描こうとした世界にはきっと追い付けないので(天才と凡人の間には深い河が流れている)、私の目が捉えて心が感じたとりとめのないことを…
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ソロモンの指輪で描かれる『指輪』は『宝石が嵌った指輪』
そして夏希さんもユミコもキムも、宝石が欠けた又は失われた指輪なんじゃないか。そう感じた時に、自分の中では何かがピコーンときました。
だから自分に相応しい、美しい宝石を捜してる。
そして宝石も自分に相応しい指輪(土台)を捜してる。
私はとにゃみは人ではなく宝石だと感じられるので、指輪の精と捜す引力で近づいたり離れたりしているように見える。
あの世界を統べる『輪(環)』をも体現しているように見える夏希さんと、その一部でもあるようなユミコとキムもそれぞれが自分の欠けた一部(宝石)を捜してる。
プロローグで夏希さんに喚ばれるように出てくるユミコとエピローグで夏希さんに喚び出されるように出てくるキム。
これが「一部なのかな」と思わせる一つで、それぞれが一つずつ確立してもいるけれど、確実にどこかが繋がっているようで…
夏希さんと混ざり合って踊るのが、ユミコとキムと眷族にしか見えないヒメで、宝石の象徴とにゃみとは少し触れ合うだけなのも何かの符号なのかなと、とても気になってます。(祝祭は別)
ジャングルの場面は、宝石を求める人間の欲望をセリ下がりながら夏希さんが解放させているようにも思える。さぁ好きなだけ求め惑えと言わんばかりに。
指輪/宝石が今まで受け止めてきた人の願い/祈り/想いが解き放たれ、純度の高い念となることで、人々の心から制御が失われる。
そして指輪/宝石の美しさに人々が翻弄され狂っていく様子だとしたら…(((゜д゜;)))
誰かと繋がりたい…と彷徨うひろみは、『輪』としても欠けてしまった指輪の一部で、ラギラギはその影か元から対で創られた指輪、もしくは欠けて別れた一部なのかもしれない。
そうやって全てが指輪と宝石の妖しい狂宴にも思えて、ゾクゾクします。
祝祭はまた別次元という感じ。神に捧げられた『祈り』『感謝』に満ちているような。
でもそう思うこともあれば、人の持つマイナスの気(妬み・恨み・呪い)を夏希さんが引き受けて、プラスの気だけを純化させた形として白金を纏った「人」がいるようでもあり。
はたまた罪を負った/穢れの中にいる人々が天に召され突き抜けた先の世界であるような。
…人々の罪や穢れは夏希さんが一人その身に受けて血に染まり、清めの儀式の中で眠りにつくようでもあり…
はぁ。頭の中に漠然とある気持ちや感覚を書き表すのって難しい!
でもなんとなく全部が輪に繋がらないけれど、自分の中ではこんな感じかなぁと思って観ています。
2008年11月07日
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