2010年05月16日

今さら『ソルフェリーノの夜明け』のツボ4

※「今さらのツボ記事」使用上の注意
記事内に登場する生徒について揶揄しているものではありません。
すべて「脚本と書かれている役について」のツッコミであることを念頭に置いてお楽しみ?下さい。
(一応書いておかないと、そろそろ怒られそう…)


このお芝居には凄い幕があるのに、触れるのを忘れていました。
戦場の絵
肉感的で妙にリアルな馬と兵士。
しかも死体込み。
…出演者より目立ってどうすんねん!!!
まるで中村 B※の何も考えてない電飾セットみたいだわい。
(※電球いっぱい使って派手にすればいいと思っているとしか思えないセットを組むショー作家のこと)

そこにお金掛けるより盆を!盆を回して…!!(大事なことなので何度でも言います)


では、オーストリア軍(疲弊しきっている)→のんきなイタリア兵から。
 
 

【最優秀新人賞はオーストリア兵の皆さんです!】
ゆうちゃん将軍処刑の後、オーストリア兵だけが幕の前に残って歌います。
曲はもちろん!「ソルフェリーノ」連呼です。
…もう何度目なのか、数えるのが嫌になって来る頃ですな。
千秋楽は歌になってなかったくらい、涙涙の場面です。
すごく熱い!すごく重い!
でも私はチギーチュ×ポポリーノに夢中です(掛け算しない!)
一瞬なんだけどね。美少年同士のスキンシップに胸躍らせておりましたよ…(可哀想な人)
そして端から端まで、熱演しつつ歌う彼らをオペラでガン見。
ぶっちゃけそれくらいしかすることがないというのもあるけれど。
集まって何度もお稽古したんだろうなーと思わせる、熱のこもった場面でした。
そして、東宝ではみんなちゃんと「負傷兵」として暗転の中をはけて行くのがなんとも良かった。

【能天気に春を謳歌するイタリア兵】
…春なのか知らんけど。
さっきあれだけ傷つき苦しむオーストリア兵を目の当たりにしていたわけで。
こいつらの能天気さがホント癇に障ってですねぇ(笑)
「治ってんなら戦場戻れや」
と何度思ったことか!!!
一応、ゆうちゃん将軍処刑の場面では、みんなもっと具合悪そうなんだよね。だから時を経て回復してるんだってことは分かるんだけどさ。
でもこれくらい治ればもう戦場に戻されるでしょ。と思っているところに、マナミ先生登場。
「いいよいいよ、せっかくの休憩なんだ」
はて。イタリア兵はひょっとしてこの野戦病院に雇用されたんですかね?と思わせるこの一言。
そうならこの後の展開も結構納得。なので私の中ではもうこの人たち病院の下働きってことにしました。(投げやり)
マンドリンを手に歌うコマの、妙な一言が大劇場では楽しみだったんですけど…
東宝ではほとんど何も言わなくて残念だったなぁ。

【ユミコ先生の恋はみんなが応援中】
そこへ気もそぞろなユミコ先生が登場。
もうここのみんなからの弄られっぷりがたまらなくツボ過ぎて!!
ニヤニヤするのを止められませんでしたよ。
看護婦にからかわれ、マヤ先生にはバラされ、イタリア兵に突っつかれ、ミナコが帰って来てからはシスターにまでニヤニヤされてるんだもんな!
実はユミコ先生はポポリーノと並んで、野戦病院のマスコット的存在なんじゃないの?!
マヤ先生がユミコ先生の秘密をバラしている時に、マナミ先生もニヤニヤしてるんだよねー
ホントどれだけバレバレなの!ユミコ先生の恋心!!
あーホント面白かった。実にいいユミコな場面でした。

【おじさんが居れば大丈夫!】
重要なことは、相変わらず村の少女ミミちゃんが教えてくれます。
「みんなが帰って来たよー!」
…病院には彼女専用の物見やぐらでもあるんでしょうか。
恋は盲目とはよく言ったもので、ユミコ先生の目にはミナコしか危険な目にあってこなかったようなのですが。
他にも看護婦が行ってるんじゃないの!
同じだけ心配しなさいよ!!
と突っ込んだ人は多かったはずだ。
しかも村のおじさんが危険を承知で道案内してくれてるしー
みんなもっと労ってあげるべき。ただの世話好きで済ませることじゃないだろう。
いや、「ありがとう」って言ってるけどさ。

【看護婦ミナコさん、人の話はよく聞きましょう】
さて。このお芝居はアンリエットが主役だったんだな。と思う場面到来です。
いやー驚くよね。
アンリエットとエクトール
アンリエットとハーベルマン
アンリエットとデュナン
相手を変えながらずーっと舞台にいるんだもん。
悪くはない。ミナコは一生懸命に芝居を練って作っていたし、相手が変わるごとに心が動いて行く様を丁寧に表現して見せてくれていたから。
でもね、この時間を使ってもっとドラマティックな演出が出来た筈だー!
話していることを実際に舞台でやるべきだー!
1.ミナコの両親が、オーストリア兵に虐殺されたことも。
2.マヤ先生の娘が、以下同文
3.夏希さんが「二日間も」不眠不休で看病していたこととか。
全部じゃなくても、舞台で出来るでしょ!!
ずーっと舞台上には二人だけで、しかも話してるだけって、観てるこっちはホントどうしても訪れる眠気と戦うのに大変なんですよ。

ユミコ先生と看護婦ミナコが良い感じになった時に出てくるシスター杏奈。
覗き見していたのか?!と思うほどのある意味ナイスタイミング。
しかしユミコ先生、気管の切開に輸血は必要ありません。
(小児科医疑惑勃発←あの良い声で子ども相手の先生とか似合いすぎ!そして子どもにももちろん何かしらでからかわれてるのとか似合いすぎ!ということから、小児科医(主に内科専門)に脳内決定済み)

この場面では赤線を引いておくべき重要なポイントがあります。
「ひょっとして、看護婦ミナコは人の話をあんまりちゃんと聞いてないんじゃ?」疑惑。
マヤ先生は言いました。
「デュナン君を見たまえ。昨日も一昨日も一睡もしないで…」
でも看護婦ミナコは夏希さんに言うのです。
「昨日から寝ていないんでしょ?」
…正確には一昨日からです。
一晩であんなにヒゲボーボーって嫌じゃない?いくら似合っててカッコ良くても。
しかし口髭だけは剃っているあたり、ダンディポイントでいいんでしょうか。謎です。

ここへきてやっと、看護婦ミナコが本当に看護婦として開眼します。
「裏の馬小屋に運びなさい」
からの格段の進歩!アンリエット成長物語、クライマックスはもうすぐ!!

…ってことで終わりません。
posted by ニイナ at 01:26| Comment(4) | ソルフェリーノ/カルネヴァーレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
言われてみれは、コマちゃん、
ムラでは確かに何か言ってたような・・・。

そう! 私も大好きでした。
血の涙でオーストリア兵が歌うソルフェリーノの直後に、
「ここ病院ですよね?」とツッコミたくなる
イタリア兵のノーテンキな歌と踊り。
・・・名場面です。
Posted by こくりこ at 2010年05月16日 08:04
マナミ先生の診療室に行って来ましたが、

先生曰く

「休憩」云々は、看護婦ちゃんズに向けての
お言葉だそうです。
Posted by きむかつ at 2010年05月16日 17:49
やっぱりあのデュナン君が寝てない日数はおかしいですよね。

私もマヤ先生は一昨日って言ってたよな…と思いながら観てました。

自分の耳がおかしいだけだと思っていたら…。

突っ込みどころ満載万歳!!
本当に日本語が気になる…。
そしてかたくなに動かない盆も気になる…。
Posted by とび at 2010年05月16日 21:23
みなこさんが次々と相手を変えて出ずっぱりな
場面、確かに単調すぎでした。
1,2,3の場面くらい入れても良さそうな
ものですよね。
観客をなめているんでしょうか?ん?
どーも誰かの退団公演って脚本演出ともに
手落ちが多く見られる気がするのですが。
スターを出しとけばいい、と?
・・・・・・。
Posted by はじめまして?かな at 2010年05月19日 20:07
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