2010年05月18日

今さら『ソルフェリーノの夜明け』のツボ6

※ネタ記事ですので※

ポポリーノVSイタリア兵で大事なこと書き忘れてた。
観ていた人の90%が突っ込んだと思われるところ。

ポポリーノ「お前だって下手なマンドリンを弾いていたじゃないか!」
りんきら 「お前よりマシだよ」

りんきら、お前が言うなー!!!
しかもコマ、話普通に繋げないの!
ここいつだったかの貸切で笑いが起きてたんだよねー
「そうだよね、笑うところだよね」と思った記憶が。

なるべくたくさんの人に台詞を、という植爺の愛なのかもしれないけど。
愛はもうちょっと芝居に有効な形で分け与えて下さい。

しかし一人の少年に寄ってたかった「やーいやーい!ここまでおいで」的にハーモニカを人質にして虐めるって…
お前ら小学生男子か!
どうも国を背負って戦っているというイメージとはかけ離れているイタリア兵なのでした。



で、どこまでいったっけ。
シスターとの謎かけ問答か。
 
 

【シスターの言ってることが分かりません】
…また幕の前にいる夏希さん。
こういう時にツボなのは、みんながジリジリ後ろに下がって行って場面が終わること。
どんなに盛り上がっていても、幕を降ろすために後ろに行くんだよね…カッコ悪いから。

そしてまた、どこからともなく召喚されて全員集合するシスター。
立ち位置キープ後、一部ヒザ立ちになるのはナゼだ!
そして意味の分からないことを延々と言うのはどうしてだ!
もー気味悪いわ。ここの問答。

ここだけじゃないけど、台詞言った後になぜか後ろ向きになるのも気になったなー
そしてその後また前を向くという。その細かい動きになんの意味が?!
(ちなみにキム参謀長もやっている)

「○○して『いられる』でしょうか」
って言い方が気になって仕方ない。これ古い日本語?それとも方言?
「喜んでいられる」じゃなくて「喜んでおられる」じゃないのか。
※「おられる」が間違いみたいですねー(ネタ記事とは言っても日本語間違ってたらまずいと追記。恥だがそのままにしておこう)
本来なら「喜んでいらっしゃる」が今の日本語としては正しいとのこと。
…なんかそれも違うなーって感じはしますね。

この場面がマックス眠かった気がする。
最後はナガさんと夏希さんのグッと来るお芝居で締めてはくれるものの…
シスターの言い分がホント気味悪かった…

【今回の格言】
出たよ、植爺じるしの「今回の格言」コーナー(コーナー?)
「鰯の頭も信心から」※一旦信じてしまえば、どんなものでもありがたく思えるということ。
せっかく「安全のお守り」って持ってきた楓の葉なのにー!そんな扱いいかんぜよ。
(しかしどうみても天狗の団扇=ヤツデにしか見えない件)
しかしこの三人の少女はいったい…

【ユミコ先生勝負服で登場】
不自然極まりないわけですが。緑だし。
でも何か間違っていようとも、植爺は生徒に愛だけはてんこ盛りにあるんだなーということだけは感じられる。
しかし聞きたい台詞じゃなかったよ…
東宝では「奪う」だった台詞が「引き止める」(だったかな?)に変わって、多少自然にはなりましたけども。

ここでは、いつだって二人の動向を出歯亀しているマヤ先生が最大のツボでしょう。
なんでいるの!!(笑)
しかもちょうど抱きついたくらいから見てるよね…
シスター杏奈に邪魔された時も、その前からずっと見てるし。
なに?ユミコ先生ファン?!それとも看護婦ミナコの親衛隊?(←古っ!)
しかも見てるだけじゃなくって、ここでは割り込んできちゃうしーせっかくラブシーンっぽくなってるのにー(笑)

この時に一番思うんだけど、植爺の脚本ってとにかく人の名前を呼ぶよね。
話しかける前に相手の名前を何度も呼ぶのはもちろん、自分でも名乗ること多いし。(今回は珍しく名乗りを上げるのはなかったかなー)
結局ルサンクを見たんだけど、台詞が相手の名前だけってことがすごく多い。でもおかげで?人の名前だけは頭に刻まれるという。

それにしてもここでも同じことの繰り返しが人を替えてずーっと行われるわけで。
三人娘→ユミコ先生→看護婦さゆ(+マヤ先生+マナミ先生)
眠いのよ!!!(爆)
しかもマヤ先生はマナミ先生には「エクトール君とちゃんとやってね」と言い。
ユミコ先生には「グラン君とちゃんとやってね」と言う。
…まとめて言ってくれれば良いです!そこにいるんだからー!!

こういう無駄(と言っては出演している生徒にちょっと申し訳ないが)な部分を細かく省いていけば、夏希さんが不眠不休で救護に当たっている場面とかだけでも舞台上で出来ただろ!
もうホントこの場面がなかったことがどうしても悔やまれる。
…私が悔やんでも仕方ないけどさー説得力ってものが大事でしょうが。
脱線した。

【なぜかユミコ先生旅立ちの歌】
マントヴァに行くのはミナコなのに。
なぜか旅立ちの歌をしっとりと聞かせながら銀橋を行くユミコ先生。
「ありーがとうー」と植爺に言うべきなのか、微妙に悩むよね。
彩吹真央としてはこの曲があってとても嬉しいようだったし、お茶会で泣きながら歌って可愛かったし、切り離せば私だって「良かったね」と思えるんだけども。
エクトール君としてはないわー(爆)
という気持ちは拭いきれないのでした。

それにしても、彩吹真央という人は役の人生とか思いを歌に乗せられる人だな、役者歌を歌える人だなと。
籠められた思いを出来るだけ受け取れるようにしっかりと聞いていましたよ。
これからも聞きたいよねー「役者としてその人の心を表現する歌」が。


なんか真面目になってしまった。
いよいよラストシーン?!
posted by ニイナ at 11:05| Comment(5) | ソルフェリーノ/カルネヴァーレ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「笑いのツボ」は、私も
「あ、笑ってる」って思った覚えが。

いや、でも、「ソルフェリーノ」は
全身が笑いのドツボなんですがね(苦しい・・・!!)
Posted by こくりこ at 2010年05月18日 11:16
えぇ?!旅立ちの歌というか
“それぞれの道を歩く俺ら”を
歌ってるんだと思ってましたん(*_*)

旅立つアンリエット見送り、自分(=エクトール)は自分の道を〜
みたいな感じかと。。。

(アンリエットの)遠ざかる足音が
(アンリエットの)旅立ちの時を告げてる
今はまだ淋しくはない
(エクトールは)微笑んで立っていられる

〜〜〜〜〜

ありがとう
そして(アンリエットと反対方向へ、自分=エクトールは)また歩き出す
涙溢れくる前に
涙溢れくる前に


なのかなぁって・・・


今さら考えさせられますなぁ(∋_∈)
Posted by 蘭 at 2010年05月18日 12:08
雪組生徒の力業で感動の舞台になっていましたが、ニイナさんが書いておられるように、植爺の脚本、演出はやっぱり変ですし、違和感ありありでした。
あんな台詞に見事なリアリティを持たせて演じきった雪組生に、やたら感動しました。

しかし、ニイナさんのツボの描き方のひとつひとつが笑えてきて、あれはもしや喜劇だったのかと悩んでおりますf^_^;
Posted by ひなひな at 2010年05月18日 19:23
私はカトリックですが、シスターとは普段からああいったことを言うものだと思います(^^;
Posted by いつも楽しく拝見しております at 2010年05月18日 20:08
<「○○して『いられる』でしょうか」
<って言い方が気になって仕方ない。これ古い日本語?それとも方言?
<「喜んでいられる」じゃなくて「喜んでおられる」じゃないのか。

揚げ足取りみたいで大変大変大変恐縮ですが…
「おる」は謙譲語だから「神様も喜んでおられる」だと
シスター的には尊敬しているはずの対象を
勝手に遜らせていることになってしまい、
それはマズイという訳ではないでしょうか。

「いられる」は尊敬語「いらっしゃる」+受け身の「れる」で
文法解説可能な言語でアリマス。

神を、人間に何かしらを与える立場だとして
享受する人間(ここではシスター)が
いったん尊敬語で神をあげ、更に遜って
それを受ける表現だから自然かと(^_^)v


あと、すぐに手をあげるポルリノ@キムや
幼稚ないじめ(笑)をするオーストリア兵の態度…

一緒に観た祖母が

「あなたみたいに若い方々は違和感を持つのかも
わからないけれど、私達年配者が観れば
この本を書かれた方が戦争を知った方だとわかる」

と言っていて、ハッとしました。


戦争映画や戦時中を描いた映画って一杯ありますが
祖母はそのほとんどを
「今の人に理解しやすいように歪曲してある」
「やっぱり戦争を知らない人が書いた話ね」
と言っていました。


年端もいかぬ子供を、大の大人が束になって虐める。

味方が勝つのか負けるのかもわからず、
いつ終わるのかもわからず、
いつまで生きていられるかもわからず、

でも、大戦中の日本と違って(もちろん事情は
違いますが)ヨーロッパでは負傷兵も比較的厚遇されて
いたそうで、完全治癒に向けての改善策は何度なく
はかられていたようです。

ただ、戦場の前線にいる兵士の心理としては、その厚遇に
甘んじる自分が、再び戦場へ戻った時に
軍人としてモチベーションを保つというか
やっていけるのだろうか という
恐怖をもたらすそうで。


そういう時代や状況に生きる人の心理状態を描いた
ものだとするならば、戦争を知らない私達には
へんなの〜と思えたとしても
戦争・戦時描写としてあのシーン秀逸なのでは…
と思う次第であります。
Posted by まさこ at 2010年05月19日 08:29
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