2008年03月21日

愛しているけれど理解はしていない

何の話かというと、アルガンとエリスですよ。
…エリスって誰かというと、『舞姫』のヒロインです。

あの良作・佳作と『君を愛してる』を一緒に語るなと言われそうですが、「愛」だけでは超えられない壁があるんだよなぁ。とちょっと思ったのでね。
エリスは確かに豊太郎を愛していたけれど、日本で生まれ育ち日本人の心を持った豊太郎の祖国への思い・家長として背負うものの大きさは想像も理解も出来ない。
二人が幸せであればあるほど、「この幸せも長くは続かなかったのです…」という思いがよぎって切なくて切なくてたまらなかったなぁ。

『君を愛してる』は全然切なくないけれど(爆)なんとなーく、ほんの少しだけ同じだなと思ったので。

比較して語ろうとしたんじゃなくて、連想しただけなので突っ込まないで下さいましねー。

アルガンは確かにマルキーズを愛しているけど、彼女に言われるように「自分の都合でしか物が考えられない」んだよね。
自分が考え実行しようとしていることが、マルキーズの幸せに直結していると信じて疑ってない。
それ以外の選択肢がマルキーズの周りに存在することなど思いもしてない。
ジョルジュに掻っ攫われるあの状況においてすら、「自分が考える以外の『マルキーズの幸せ』が存在するらしいことにうっすら気が付いた」って程度じゃなかろうか。

アルガンは裏表はない人だと思うので、意外とジョルジュのことも気に入っちゃって、サーカス団の経営も心配できっとこの後もことあるごとにサーカス団にはやって来るよ(笑)
その度に、ジョルジュがやきもきしてそうだ。
とんちんかんに「彼女は彼を愛しているのか〜」とか歌っちゃう人だし。
マルキーズの方はジョルジュと落ち着いた今、アルガンは頼れるアドバイザーになるから優しくなりそうだし、ジョルジュも胃が痛いねぇ。
とかその後を想像してみるくらいには、この作品が好きになれたかな。
posted by ニイナ at 09:22| Comment(2) | TrackBack(0) | 君を愛してる/ミロワール | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
なるほど!深いですねー。
明日のマイ楽はその辺のゆみこさん中心に観て参ります。
追伸、舞姫は良かったですね…。思い出してはグスンです。
Posted by カコロリン at 2008年03月21日 19:29
深いというより、「なんでもくっつけて考えたがるヅカヲタの悪い習性」のような気も…(苦笑)
ユミコいかがでしたか?
悪ぶってて嫌味ったらしくてツボなんですけども(笑)

舞姫…ああいう舞台がたまにあるから、ヅカは侮れないですよね。
Posted by ニイナ at 2008年03月24日 17:29

この記事へのトラックバック